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皮膚機能再生のためのスキンケア治療

【四季の森どうぶつクリニック】皮膚機能再生のためのスキンケア治療

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四季の森どうぶつクリニック|ブログ

 

皮膚科診療におけるスキンケア

現在、皮膚科診療におけて中心的な役割を担っているのが「お薬を飲むこと=投薬治療(薬物療法)」です。
当院でも適切な投薬治療は非常に重要な治療の一つになっていますが、より高い治療成績を出すためには「正しいスキンケア治療」が必要です。

シャンプー療法はスキンケアの一つ

最も知られている皮膚・被毛のケアとして、汚れや臭いを落とすために「シャンプー」があります。このシャンプーの一般的な目的は「汚れや臭いの除去」ですが、皮膚科診療におけるシャンプー療法には治療として「過剰な皮脂の除去」、「アレルゲン(皮膚刺激物)の除去」、「病原菌の除去」、「皮膚バリア機能改善」なども含まれています。診察では、これら様々な治療効果をもった数多くの薬用シャンプーの中から、皮膚の状態に合わせて処方するようにしています。

このようにシャンプー療法は皮膚科診療の中でも非常に大きな役割をもっていますが、当院でのシャンプー療法は「スキンケアの中の1つ」でしかありません。当院ではシャンプー療法だけではない、さらに上のレベルを目指したスキンケア治療を行っています。

四季の森どうぶつクリニックの
      Medical Skin Care Treatment 治療実績

【症例1】
犬種  フレンチ・ブルドッグ
年齢  2歳

診断

アレルギー性皮膚炎
脂漏症
細菌性皮膚炎
マラセチア性皮膚炎

詳細
顕微鏡上には、各病変部から多数の細菌・マラセチアを認めましたが、週1回の病院内薬浴(スキンケア治療)をメインとし、投薬治療は「抗生物質」の投与のみとしました。2回の薬浴で大部分の症状は改善し、投薬は2カ月で終了しました。今回の症例のような重度の脂漏を伴う皮膚病には内服薬よりも、スキンケア治療が最優先といえます。現在はスキンケア治療のみ継続し、再発を防止しています。

【症例2】
犬種  シーズー
年齢  9歳

診断

マラセチア性皮膚炎
脂漏症
細菌性皮膚炎
食物アレルギー

詳細
シーズーに非常に多く認められる「マラセチア性皮膚炎」「脂漏症」を伴った慢性&難治性の皮膚疾患です。各病変部には多数のマラセチアと細菌が認められますが、抗菌剤(抗生物質、抗真菌剤)や殺菌系シャンプーでは本当の意味での治療には到達できません。脂漏や病原菌の増殖には、皮膚バリア機能の低下があるため、皮膚機能改善のためのスキンケア治療が最も効果を発揮します。6年以上に渡りステロイドを飲みながら痒みが続いていたこの症例は、週1回の院内薬浴(スキンケア治療)を行い、4週目には劇的に痒みが減少しています。6週目には上記のように、過剰なフケで覆われ分厚くなっていた皮膚が柔らかい皮膚へ改善しました。

【症例3】
犬種  シーズー
年齢  14歳

診断

脂漏症
マラセチア性皮膚炎
細菌性皮膚炎

詳細
「痒み」「臭い」「過剰なフケ」を特徴とする、シーズーの「マラセチア性&脂漏性皮膚炎」の典型的な症例です。他院にて長期間治療が行われていましたが、改善なく当院のスキンケア治療を目的に来院されました。初診日からの集中ケアを行い、治療後の写真は初診日からわずか2週間後の状態(シャンプーする前)です。痒み、臭い、フケともにほとんどありません。当院のスキンケア治療なくしてここまで短期間での治療は不可能と言える治療成績でもあります。

魔法の薬や新薬などではない「皮膚を診る」ことの大切さ

当院には「他では手に入らない魔法の薬」や「当院で開発した新しいスキンケア製品」というものはありません。もし本当に「よく効く新薬」が開発されれば、全国の動物病院で使われることになりますし、全国で皮膚病の治療成績が上がるはずですから、むしろそう簡単に魔法の様な薬ができることはないと考えています。同じように「オリジナルのスキンケア製品」というのも客観的な評価を得ていない点で、治療にどこまで効果的か疑問があってしかるべきだと思います。では、当院でのスキンケア治療には何を使用しているのか?動物病院から処方される薬用シャンプーとは違うのか?・・・という疑問にも可能な範囲でお答えしておきたいと思います。

当院のスキンケア治療は、全国のほとんどの臨床獣医師が知っている治療薬・製品のみで行っております。既存の治療薬やシャンプー製品のオリジナルブレンドというようなことも一切行っておりません。
何処の動物病院でも入手できる既存のものだけでも十分な治療成績を出すことができる・・・これが本当の皮膚科診療だと考えています。
ですが、スキンケア治療としての院内薬浴はシャンプーだけではありません。シャンプーの前、後の全てにおいてダメージを負った皮膚に必要な治療を施しています。幸いにもスキンケア治療が必要な皮膚は、目で診ることができます。数多くの皮膚を診て、触って、自分自身で薬浴治療を行い皮膚の変化を確認して得てきた経験から確立したスキンケア治療です。
すべての皮膚病に効く「魔法の薬」はありませんが、「魔法の様なスキンケア治療」は実感していただけるかと思います。

スキンケア治療が有効な症例について

現在では年間延べ400~500頭の重症の皮膚疾患の院内薬浴を行っています。特に「脂漏症」を伴う皮膚疾患には今までにない改善が認められます。 またマラセチア性皮膚炎の症例にも改善が認められます。

この「脂漏症」と「マラセチア性皮膚炎」の両方を発症しやすい体質をもっているのがシーズーであり、当院のスキンケア治療を受けている症例の多くがこのシーズーです。シーズーの「脂漏症」と「マラセチア性皮膚炎」は多く動物病院で難治性皮膚炎として扱われています。当院でもこのスキンケア治療を行うまでは非常に時間を必要とする皮膚疾患でしたが、現在はこのスキンケア治療を行うことで治療期間を短く、痒みの症状も劇的に改善させることができるようになっています。

シーズーだけではなく、フレンチブルドッグにも数多くのスキンケア治療を行っています。また、脂漏症だけではなくアトピー性皮膚炎などさまざまな皮膚疾患のスキンケア治療を行っていますのでご相談ください。

※過去のスキンケア治療の犬種
シーズー、フレンチブルドッグ、マルチーズ、トイ・プードル、柴犬、A・コッカー
パグ、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、W・コーギーなど


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